アラフォー営業マンのホワイトボード

営業のツボ~犬と筋トレときどきガンダム~

営業のツボ これが出来ればトップセールスマン!!②

では、今日の記事は先日の記事

これが出来ればトップセールスマン!!の続きです。

 

一応、タイトルは

 

これが出来ればトップセールスマン!!②

 

では、前回の続きで

 

⑤同調

 モテる男は聞ける男、といいます。また、営業は話す仕事ではなく、聞く仕事とも言います。

 お客様の声をお聞きする、というのは非常に大事な営業ファクターです。そもそも、人はどんな人の話だと聞きたいと思うのか?いろんな正解があると思いますが、『自分の話を聞いてくれる人』というのも答えの一つです。

 なので、どんなご意見にも一度はしっかり同調しましょう。しっかり聞いてる姿勢を見せ、理解し、共感する。そのあとで、自分の主張をすることで、劇的にお客様は聞いてくださるようになります。

 なので、徹底して傾聴からの同調を行ってください。

 

⑥労い

 ↑の同調と位置づけは同じです。とにかく、自分のことを理解してくれる、という安心感からお客様は話してくださいます。

 では、何を理解してくれれば、人はお客様は心を開いてくれるでしょうか?それは、頑張っていることや、苦労しているところです。

 この二つのポイントを理解してもらえると、人は嬉しくなるものです。そうすると、話をしてくれるようになるのです。

 なので、お客様の表情や言葉をよく観察し、労ってあげて、心を軽くしてあげられるようにしましょう。

 

これが出来ればトップセールスマン!!②

は以上にしておきます。

 

では、続きは次の記事で。

営業のツボ これが出来ればトップセールスマン!!

今回の記事では、これが出来ればトップセールスマン!!というテーマでお話させていただきたいと思います。

 

 

これが出来ればトップセールスマン!!

 

それはずばり

 

笑顔・元気・礼儀

褒め・同調・労い

入る・近づく・座る

言いにくいことを言う

聞きにくいことを聞く

 

営業にまだ不慣れな方や、これから営業の世界に飛び込もうとしている方のなかには「営業のコツを教えて」という方もいらっしゃると思います。

 

僕がその質問をいただいた時に真っ先にお教えするのが上の内容になります。

上記の12項目が完璧にできれば、必ずトップセールスマンになれます。

 

では、一つ一つ解説させていただきます。

 

①笑顔

 もう、対人コミュニケーションの最低限度のスキルですが、笑顔です。

 ただ、これ実は苦手な方が多い。というのもですね。研修生の皆さんは素直なので、「笑顔が大切」と研修すると、みんな笑顔で商談してくれます。一生懸命。

 ただし、ずっと笑顔なのです。お客様にお会いした時からずっと、最後まで。

 気持ち悪くないですか?そんな人いないですよね?

 良いんです。ほどほどで。

 ただ、明るい印象付けをしていただきたいので、口元はさわやかに口角が上がっている程度が望ましいですね。

 

②元気

 元気です。当たり前ですね。元気の無い店員さんや営業マンからは、できれば買いたくないですね。

 でも、営業未経験の方々は、元気に話すのが本当に苦手です。声が出ないのです。ハキハキ喋れない。

 正直、僕も初めは声が出ませんでした。なんだったら、「そういうキャラじゃないし」くらい斜めな見方をしていました。見事に同期連中に置いて行かれました。

 でも営業という行為は、形式がどうあれお客様の時間を頂く行為です。その時間の中で、お客様を少しでも楽しませてあげようというサービス精神が欠けていれば、商品の良さなんて、ミジンコほども伝わりません。ただの自己満足ですし、自己中です。

 ものすごく反省したことを覚えています。

 なので、お話を聞いていただくお客様に、元気を少しでもお分けしようという気持ちでお話するくらいが丁度良いのです。

 元気の出し方がわからなければ、ひとまず背筋を伸ばして、大きな声で話してみてください。そしたら元気に見えます!

 

③礼儀

 こちらも当たり前で、とても大事なポイントですね。

 礼儀はとても大切です。特に日本人相手の営業は、礼儀がちゃんとしていないと絶対に売れません。

 基本の常識などは先輩方に学んでしっかり身に付けてから現場へ出ましょう。

 ただし、礼儀を意識しすぎて硬くなってはいけません。

 人は不審な人からは話を聞きません。

 礼儀を意識しすぎ居るあまり、『ビシッビシッ』と効果音が聞こえるようなお辞儀をしている新人がいました。彼は先輩社員から「侍(笑)」と呼ばれていました。まあ、僕です。やはりお客様に好かれることはなかったですね。

 やはり、親しみ易さは成約率にかなり貢献します。

 程よい礼儀と程よい砕けた感が良いと思います。

 仲の良い先輩や上司と話す時の話し方がベストです。

 

④褒め

 そう、お客様を褒めることです。僕これ、本当にできませんでした。

 基本的にいわゆるコミュ障である僕は、人のことをほめるということが本当に苦手でした。思ってもいないことを言うという時点で嫌悪感でしたし、何を褒めたら人は喜ぶのか考えることもできませんでした。

 ただ、褒められて嬉しくない人はいませんよね?そして、嬉しいことを言ってくれた人の話はちゃんと聞きますよね?つまり、成約率アップなんです。

 なので、思ってないことを言う必要はありません。でも、褒めるポイントが一つも無い人なんて、いないはずです。必ず褒めポイントはあります。

 僕も初めは人を褒めるのが苦手でした。なので『ほめロープレ』(=二人組で五分間ひたすら相手を褒めあうという苦行)をさせていただいて(なかなか恥ずかしかったです)、褒めポイントを見つける努力をしました。

 自然に人を褒められる人になりましょう。

 

今回は項目が長いのでいったん切って、後半は次の記事で書かせていただきます。

 

ではまた、次の記事で。

営業のツボ 自信が無い。どうしよう?【自身の持ち方5選】

「自信がない!どうしよう!?」

営業に出るあたって、

「売れる気がしない」「私なんか」「自信無い」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 特に社会人になったばかりの方や、ずっと営業ではない仕事をしてきた方などは、そんな風に思ってしまいやすいかもしれませんね。

 僕も新卒の頃はそうでした。

 

 営業として売れる売れないの最大の要素の一つに「自信」というモノがあります。

 自信の無さそうな営業マンからは何も買いたくないですよね。

 逆に、自信満々の営業マンからは、多少言葉足らずな営業トークでも、購入してしまうことはよくあることです。

 

 この記事ではそんな皆さんに、誰にでもできる、簡単に自信を持てる方法を紹介させていただきます。

 

自信がない時の対処法①不安を書き出し、取り除く。

 『自信がない=不安』というケースが多いですよね。しかもその不安は、やたらと曖昧なことが多い。何が不安で自信がないのか解らない時が多いと思います。

  そんな時は、不安に思う要素をすべて書き出したら良いんです。意外と少ないですから。そして、その不安に対して一つ一つ解決策を箇条書きで良いので、書き出してみるんです。

 

 明日が商談の日だったとします。もし不安で眠れそうにないなら、机に向かってみてください。

 ・「天気が不安」→折り畳み傘の用意。

 ・「緊張でお腹痛くならないかな?」→薬の用意、トイレの場所の確認と早め到着。

 ・「スムーズに話せるかな?」→寝る前に一度練習してみる。出発前に練習。

 ・「準備は大丈夫かな?」→寝る前にもう一回チェック。

 ・「道に迷わないかな?」→google mapで道筋チェック&早め出発。

 ・「成約につながるかな?」→やれることやったら、なるようになります。

・・・・・・というように、シンプルに書き出してみてください。意外と不安要素なんて大したことなく、解決策も簡単なもので済むものです。

 

自信がない時の対処法②商品・業界の勉強をする。

 勉強も自信を持つことにとても効果的です。その勉強の内容も、自分の商材と、その商材の業界の勉強が良いです。そうすることで、自身の仕事の内容に誇りを持てるようになり、さらに、自分の商材を好きになり、勝手に自信を持って商談できるようになります。

 

 英語教室の営業を例にしてみます。

 業界の勉強・・・今英語教育は、2020年に大きく変わろうとしている。小学校から英語の成績がつく。さらに、10年前から比べると、日本に来る外国人の数は、10倍。オリンピックに向けて、政府はさらに日本に来る外国人を増やそうとしている。なので、英語の需要は大いにある。

 →今、日本中から英語は必要とされている→自信!!・・・となりますよね?

 

 商材の勉強・・・カリキュラムが年齢層に合わせて組まれていて、習得し易い。教室だけでなく家でも英語に触れられる教材があるから、習得が早い。外国人講師も多数在籍。日本人講師も万全の研修制度etc・・・。

 →良い教室なんじゃん→自信!!・・・となるはずです。

 

なので、ぜひ小一時間ほど、自社(できれば競合他社も)と業界の勉強をしてみてください。

 

自信がない時の対処法③これ以上ないくらいの練習。

 ちょっとスポ魂みたいになってしまいますが、一番手っ取り早いのは、これくらいやったら大丈夫だろうというほどに、練習をしまくるんです。

 PowerPointを使った商談ならば、実際使ってとことん練習します。商材を使ったプレゼンなら、本番と同じように説明する練習をします。その練習がリアルであればあるほど良いです。練習をやり切る中で、必ず改善点が炙り出され、より良いものに磨かれて行きます。

 とことん練習をやりきった充足感は、そのまま自信へとつながります。

 

自信がない時の対処法④大きな声を出す。大声で歌う。

 ちょっと変わった方法ですが、とても効果的です。

 現地へ向かう途中、商談前、家を出る前など、大丈夫な場所(車の中など)でお願いします。

 奇声でもいいです。めちゃめちゃ大きな声で叫んでみるんです。めちゃめちゃ大きな声で歌ってみるんです。

 これ、科学的にも実証されていて、大きな声で歌うとストレス物質のコルチゾールの分泌が抑制され、リラックスするわけです。

 リラックスした状態で商談するということは、「自信を持つ」」のと同義ですからね。

 ヒトカラに行ってから商談するのもありかもですね!・・・さぼりかな。

 

自信がない時の対処法⑤準備を完璧にする。

 とにかく、これは最低限すべきですね。当たり前といえば当たり前なんですが、『準備を完璧に行う』

当たり前のことなのですが、自信無さげに現地に向かう人は大体これができていないように思えます。

 ・営業道具が汚い。

 ・契約書の予備が無い。最悪、契約書自体忘れている。

 ・現地までの道が理解できていない。

 ・出発時間に時間の余裕がない。

 ・お客様の市場のデータを理解できていない。

 ・そもそも準備すべきことがわからない。

業種によっても内容は違うと思いますが、共通なのは『準備の段階で八割結果は決まっているということです。』

 また別の記事でも述べると思いますが、売れる営業マンはとにかく準備力がすごい。誰よりもストイックに準備できる人が、誰よりも売る人ですね。

 

自信がない時の対処法《番外編》筋トレを継続する。

 実は、筋トレを毎日継続することも自信を持つことにとても有効です。

 筋トレをすることでテストステロンというホルモンが分泌されます。このテストステロンには、「不安・鬱屈」などのネガティブな感情を抑える効果があります。

 また、筋トレというのは、継続して行うことで結果の出やすい行為です。

 なので、日々トレーニング後の数値を記録していくと、明らかに数字に変化が出てくるのです。

 その変化は、『自分』というものに自信を持たせてくれるのです。

 

 

≪まとめ≫

自信がない時の対処法①不安を書き出し、取り除く。

自信がない時の対処法②商品・業界の勉強をする。

自信がない時の対処法③これ以上ないくらいの練習。

自信がない時の対処法④大きな声を出す。大声で歌う。

自信がない時の対処法⑤準備を完璧にする。

自信がない時の対処法《番外編》筋トレを継続する。

 

今回は、自信が持てない時の誰にでもできる対処法をお伝えしました。

営業マンは、自信あるように見せるのが大前提ですから、ぜひお試しいただければと思います。

 

では、また次の記事で。

営業のツボ  目標は口に出してください。

今回は、目標を口に出すことの大切さについて書かせていただきます。

 

目標は、「未来」のためでなく「今」のために必要。

目標は理想でいい。そして、理想は足元を明るくする。

目標を言霊に

 

目標は、「未来」のためでなく「今」のために必要。

そもそもなぜ目標を持つべきなのでしょうか?

 

一生懸命仕事をして、その結果良ければいいし、ダメならダメでそれでいい。

 

確かにそれでもいいのかもしれない。

ただ、営業で売れよう、他に勝とうと思うのであれば、その考えは捨てるべきです。

これは営業に限ったことではなく、なんでもそうです。

自分の中に明確なゴール地点が無ければ、人は粘り強く進めないのです。

 

山登りの例えが一番解りやすいかもしれませんね。

目の前に山があります。あなたは登山家です。

目の前の山の高さがわかりません。頂上まで登るのに、どれほどの時間がかかるかも想定すらできません。頂上すら雲がかかって見えません。

この山、登ります?

もし登るのなら、無謀で命知らずにもほどがあります。

 

頂上の高さがわかるから、登山道の長さ、勾配の強さ、そこから予想される気圧の変化、空気の薄さ、体力の消耗、かかる時間、そういったものの準備や覚悟が固められる。

頂上の高さは、高いにしても低いにしても知らないといけないのです。

 

その山の高さが、目標です。

目標がわかれば、そこに到達するために必要なものがわかる。そして、今の自分に足りないものがわかる。そして、努力の仕方も見つけられるのです。

目標があるから、今何をすべきか見つかるのです。

 

目標は理想でいい。そして、理想は足元を明るくする。

「目標が無い。持てない。どうしたらいい?」

という方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫です。みんながみんな、同じようにすんなりと目標を持てているわけではありません。

まずは、目標を持つ努力をすればいいのです。

 

よくいろんなところで目標は大きくとか言いますね。

僕も今、筋トレの目標をツイッターで晒しました。

サッカーの長友選手やバスケの富樫勇樹選手のような、イイカンジのマッチョになります。

という目標です。目標なので、大きくていいのです。

アラフォーといえど…。

 

そう、あくまで目標は「自分のなりたい理想の姿」でいいのです。

僕の入社時の理想は、当時の所長でした。

ただ、これは僕の失敗談ですが、僕はその理想を口に出しませんでした。

結果、同期に置いて行かれていました。

持ち前の小さなプライドとチキンハートが、「不言不実行」を実行してしまったんですね。

僕は見事に、同期に置いて行かれました。

当時の同期は、堂々と理想・目標を口にしていました。

彼はすごいスピードで結果を上げていきました。

 

ですから、まずは自身の将来の理想を、思い描いてください。なんでもいいです。ファンタジーすぎるのもどうかとは思いますが、多少無理があっても大丈夫です。理想なので。

理想を思い描いたら、そこから、今の自分に何が足りないか、何が足りているか冷静に分析してみてください。そして、そのために今何をすべきか何ができるか考えてください。

そこから何が導き出されるのは、『今』の行動指針です。努力対象です。

 

『理想』を本気で考えると『今』の足元が明確になります。

 

目標を言霊に

そして、目標が決まったら、口に出してください。何度も何度も。

書き出して、見えるところに貼り出したっていい。素敵な目標なんです。自分だけで楽しまないでください。

 

目標を口に出すことで得られるものは・・・。

・周りに聞いてもらってるので、後戻りできない。

・言葉には責任がある。そのぶん頑張れる。

・伝わっていれば、周りの人が積極的にサポートしてくれる。これ一番。

・口に出すということは、自分の耳にも聞こえている。毎日言い続けることで、自然とマインドセットできる。

 

言葉に出さなければ、先輩方も「こいつはどうなんだ?やる気はあるのか?」

と思うこともあるかもしれない。

逆に、言葉にいつも出していれば、「こいつやる気が違うな」と伝わるはずです。

そして、頼んでも無いのに、周りが助けてくれるようになります。

 

言霊という言葉もあります。

本気で言い続けたことは、自然と達成の方向へ流れていくものです。

ただし、本気で目標を立て、本気で理想を考え、本気で足元を見ることが大前提ですが。

 

目標を本気で口に出して、言霊に変えてください

 

≪まとめ≫

目標は、「未来」のためでなく「今」のために必要。

・目標は理想でいい。そして、理想は足元を明るくする。

・目標を言霊に

 

今日は目標を持つ必要性について書きました。今後、目標の立て方などもかいていけたらと思っております。

 

では、また次の記事で。

私の愛するガンダム① 陸戦型ガンダムEz8

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ガンダムEZ-8

実は私、この08小隊というガンダムのシリーズが大好きなんです。

好きな理由は上げたらきりがないのですが、まあ、とにかく地味でかっこいいというとこですかね。

派手じゃないんすよ。ビュンビュンビームライフルもそんな出ないですし、空もろくに飛べないですし、そもそもニュータイプすら出てこない。

主人公は真面目熱血漢なノーマル。ヒロインは優しい美人(チョータイプ)。

なおかつ、連邦・ジオン・民間とそれぞれに焦点が当たることで、戦争のリアルさが伝わってきます。

カニックもリアルでねぇ。ディテールがやばいんすよ。足元のアクセルらしくモノを踏んでる時なんて、「あ、そうやって動かすのね!」と思ってしまいました。

 

そこで出てくる陸戦型ガンダムEz8。僕これ、全ガンダムの中で一番好きやと思います。

なぜって。地味だから。見た目主人公機らしく、他の陸戦型ガンダムと形が違いますけども、その理由が地味じゃないすか。

ボロボロなっちゃって、現地にあるもので改修したらこうなりました、ていう。

また、戦い方も泥くさい。

壊れちゃった自分の腕引きちぎって、それでぶったたく(笑)

かっこいいでしょうよ!

いやあ、久々に観たいですね。08小隊。

営業のツボ 先輩の真似をしましょう。

今回は、完コピこそ最大の近道ということについて、書かせていただきます。 

 

目次

完コピこそ近道

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

何を真似る?もう一度言います「全てです」

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

 

完コピこそ近道

新人の一番の武器は、真っ白なところだと考えます。そして、新鮮な熱意があることです。実際毎年入ってくる新卒の子達と会話をしていると、自分がどれだけ先入観と大人の考えにくすんでしまったのかと、思い知らされます(笑)

 

赤ちゃんと一緒です。今が一番、何でも吸収できるとき。なので、良くも悪くも全て吸収できる。だからこそ、この時期に「正しい考え方(思考)」「正しい行動」を身に付けるべきなのです。

 

そのために、最も手っ取り早いのは、先輩の完コピです。そう、完コピというのだから、生半可なものでは足りない。立ち方、喋り方、話す間、身振り手振り、笑顔を作るタイミング、最後のお勧めの言葉、誉め言葉などなど・・・真似しようと思えば、いくらでも要素は出て来ます。

 

さらに、真似をする相手が重要です。当然誰でも良いわけではありません。では、誰のコピーをすればいいでしょうか?仲良い先輩?話しやすい先輩?いえ、それは近道ではありません。わかりますよね?一番売れている先輩です。

 

営業とは、結果が目に見えてすぐに出る業務です。営業職に就いた方々であれば、必ずグラフや数字表記なども見ているでしょう(そもそもこれが無い営業所は売る気があるとは思えません)。なので、少し周りを見渡せば、誰が一番結果を出しているか、一目瞭然のはずです。

 

その最も売れている先輩の真似をしてみてください。

「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」から来ているとも言います。

真似ることは、最大の勉強なのです。

 

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

さて、ではなぜ真似る必要があるのでしょうか?前回の記事で「営業は最もクリエイティブな仕事」と書かせていただきましたが、若干相反するような気がしますよね。クリエイティブということは、オリジナリティーということでもありますから。でもね、オリジナリティーというのは、「人並みに売れる」基礎の上に作り上げるから、盤石になるんです。

 

売れる以上、その先輩には理由があるんです。売れる基礎が完璧に出来上がってるんです。それは、喋り方なのか?準備面なのか?表情なのか?ほかに何かあるのか?必ず理由があるから売れています。でも、その理由というのは、質問したぐらいではわからないのです。

 

これは、僕の失敗例の一つなのですが、僕はあまり素直で良い新卒ではありませんでした。いわゆる、つまらないプライド保持者だったと思います。根拠もなく自分はやればできると思い込んで入社したものの、思うようにできず。その上、競争心も大して無いので、必要な努力をせず、当然結果もろくに出せずに鬼のように怒られ、勝手に自己嫌悪と添い寝をする毎日でした。

 

でも、同じ事務所にはとても売れる先輩方がたくさんいました。尊敬できる上司がたくさんいました(だから厳しくても何とかしがみついてこれました)。僕はその方々の真似をしようという努力が全く足りませんでした。気づくのが遅かったんです。

 

だから、気持ちはあるのに売り悩んでいるという方々がいれば、声を大にして伝えたい。

「売れる人たちの」完コピをしてください!

完コピをして、お客様の前でそれを披露したときにようやく、その準備の理由、その立ち位置の理由、その笑顔の理由、その話す際の間の理由など、意味が分かってくるんです。深く理解するんです。そして、今までと違う結果が現れてくる。それが「真似ぶ」ということです。

体が、脳が、勝手に理解してくれます。

そうして結果が出るようになって、ようやく本当の意味で「クリエイティブな発想」が生まれてきて、あなたのオリジナリティーが現れてきます。

 

何を真似る?もう一度言います「全てです」

「じゃあ、何をどうまねたらいいの?」

と思われる方もいるかもしれません。これは、冒頭にもお伝えしたように、全てです。完コピなんです。ただ、それではあまりに乱暴なので、簡単にかみ砕きます。下記のようになります。

・商談前、出発前の準備内容

・お客様への近づき方

・距離・立ち位置

・目線の合わせ方、そらし方

・身振り手振り(ジェスチャーもそのまま)

・笑顔のタイミング、表情

・句読点の使い方

・話を切るタイミング

・話し出すタイミング

・お客様のお話の聞き方(待ち方)

・うなづき方、同調の仕方

・ほめ方(その時の表情も)

・メリハリの付け方

・笑わせ方(ユーモア・教養)

・話し方

・クロージングの言い方

・・・・・・ざっと上げただけでもこれだけあります(この内容も今後の記事で細かく書いていきますね)。

・・・多いですね(笑)

ただ、こう言った売れる人のいわゆる「外面」を真似することで、売れる人の「内面(マインド)」も垣間見れることがあります。それを感じたら、ものすごく成長ですね。

 

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

では、最後に完コピの手段について書かせていただきます。

これは完全に僕の経験ですが。

 

①質問します。

それも曖昧に聞いてはだめです。「こういう時はどのように話しておられますか?見せていただいてもいいですか?」と具体的に聞きます。

そこからいただいた答えを、とことん真似して、現場で使ってみます。特に準備面はこれになりますよね。

 

②ICレコーダーで録音しちゃう(携帯でもOK)。

先輩の同行につかせていただくこともあると思います。そんな時に、ポケットにICを忍ばせておきます。先輩が商談に入る前に、ポケットの録音スイッチをポチッとな。あとは、家で黙々と聞いて真似をします。

ICも進化していて(僕の新人時代はカセットレコーダー。商談中にガチャッとか鳴るんです笑)、USB端子がついているものがほとんどですから、パソコンに保存しておけますから、ストックするのも良いですね。ちょっとしたストーカーですね(笑)

ただ、できれば、先輩にちゃんと録音の許可をいただいて、録らせていただくのが最良ですね。

 

➂ビデオに録らせてもらっちゃう。

可能であるならば、これが一番いいです。身振り手振りや表情なども録れますから、録画対象次第では最高の教材になります。実は僕もこの方法で1週間トップセールスマンの真似をしまくったんです。それこそ完コピしました。そこでようやく、花が開き始めたという感じでした。

もし、録画させてくださる先輩がいたら、せめてラーメンでもご馳走して差し上げてください。

 

≪まとめ≫

完コピこそ近道

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

何を真似る?もう一度言います「全てです」

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

今回は、真似るということを書かせていただきました。これができれば、必ず結果は変わっていきます。まずは、ぜひやってみてください。

 

レッツ完コピ!!

 

ではまた次の記事で。

 

営業のツボ そもそも営業とは?

初めまして。福島めがね、アラフォーです。

僕は現在の会社に新卒で入社して20年弱。営業畑のみで生きて来ました。

まあ、いろいろありましたし、これからもいろいろあると思います。

その中で得た、経験・教わったこと・実感したこと・ものすごくたくさんあります。

それらを一つの財産にできるように、備忘録としてブログに書き溜めていこうと思います。

 

約20年前。新卒として入社したころの自分に伝えるつもりで、一つ一つ噛み砕きながら書いていくつもりです。

 

正直、成功より失敗のほうが多い営業人生ですが、だからこそ得られることも多々ありました。何かの参考になっていただければ、幸いです。

 

【営業とは】人を心から動かすことです。

では、そもそも営業とはなんでしょうか?

辞書には〔利益を得る目的で事業を行うこと〕とあります。

要するにモノを売って対価を頂くということですね。

 

就活時などに「営業は嫌だな」とか「押し売りとかするのかな?」とか、営業というフレーズに一種の先入観的嫌悪感を持たれている方を見かけますよね。

 

実は、僕もそうです。

 

僕はスーパー平和志向なので、攻撃的に何かを誰かに売るとか、心から向いてないと思っていましたし、今でもそれは変わりません。

 

ただ、営業の本質が理解できればできるほど、「嫌なもの」や「押し売り」とかそういうものとはかけ離れていきます。

むしろ、今では、営業という仕事に携われたことを心から感謝しています。

 

というのも、「嫌なもの」を「押し売り」していては、結局売れないですし。一時的に売れていたとしても、結局は淘汰されます。時代とは、決して舐めてはいけないものなんです。

 

営業とは、モノを売る仕事ではなく、『自分』という人を売る仕事なのです。

『自分』という人を売ることで熱を伝え、その熱がお客様の心を動かし、購入に繋げていただく。それが、営業という仕事になります

上手に喋ることや、押し付けることが営業の仕事ではないのです。

 

【営業とは】今後失われることの無い仕事

また、営業という仕事やスキルに関しては、今後失われたり、色褪せたりしていかない職業ともいえます。

 

例えば、車屋さん、住宅メーカーなど、明らかに人を介してこそ安心して購入できる仕事もあります。

また、最近はネットでなんでも購入できますが、あれも一つの営業になるわけです。

購買層のニーズをつかみ、年齢層を把握し、マーケティングし、購買意欲につながる文言を並べる。

 

言葉で営業をしているか、文字で営業しているかの違いでしかないんです。

 

なので、お金が世界を動かしているこの世界において、人が人にモノを売る営業という仕事は無くなりません。そしてそのスキルは、家庭の中から社会のどこでも有用なものなのです。

 

【営業とは】最もクリエイティブな仕事の一つ

これは、僕が新人の頃に教わった言葉の一つです。

『営業とは、最もクリエイティブな仕事である。』

 

お客様に購入していただくというゴールが決まっています。

営業マンの前には、そこへの道のりは示されていません。

道はわからないんです。

 

逆に言えば、その道のりは自ら作ることが出来るのです。

 

考えて、創造することが出来るのです。

 

がむしゃらに突き進むもよし。

 

迂回してスムーズに進むもよし。

 

何か道具を作って道を踏み均して進むもよし。

 

結論はお客様に購入していただく。

そこまでの道筋は、自ら考え創造できる。こんなに楽しい仕事はありません。

 

あ、もちろん法に反したり、お客様や会社にご迷惑を掛けてはだめですよ。

そんなことをすれば、一瞬で淘汰されます。

売れるようになるために、正々堂々とした姿勢はやはり大事なことです。

 

【営業とは】人として磨かれ、どこまでも成長できる仕事

よく人と人は、ダイヤモンドに例えられますよね。

ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない。人も同様で、人と人にもまれることによって、成長できると言います。

 

社内の上司や同僚。様々なお客様。様々な人とかかわりあって仕事を進め、時にギリギリの状態でせめぎあったりするなかで、売り上げを追求していきます。

 

そこで磨かれた人間力や問題解決能力、そこから溢れる人間性は何物にも代えがたい財産になっていきます。

 

 

≪まとめ≫

【営業とは】人を心から動かすことです。

【営業とは】今後失われることの無い仕事

【営業とは】最もクリエイティブな仕事の一つ

【営業とは】人として磨かれ、どこまでも成長できる仕事

 

今回は導入のため、だいぶ概念的な内容になりました。

ただ、だいぶ大事なことだと思っています。

今後のご参考にしていただければと思います。

 

では、また次の記事で。