アラフォー営業マンのホワイトボード

営業のツボ~犬と筋トレときどきガンダム~

営業のツボ 先輩の真似をしましょう。

今回は、完コピこそ最大の近道ということについて、書かせていただきます。 

 

目次

完コピこそ近道

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

何を真似る?もう一度言います「全てです」

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

 

完コピこそ近道

新人の一番の武器は、真っ白なところだと考えます。そして、新鮮な熱意があることです。実際毎年入ってくる新卒の子達と会話をしていると、自分がどれだけ先入観と大人の考えにくすんでしまったのかと、思い知らされます(笑)

 

赤ちゃんと一緒です。今が一番、何でも吸収できるとき。なので、良くも悪くも全て吸収できる。だからこそ、この時期に「正しい考え方(思考)」「正しい行動」を身に付けるべきなのです。

 

そのために、最も手っ取り早いのは、先輩の完コピです。そう、完コピというのだから、生半可なものでは足りない。立ち方、喋り方、話す間、身振り手振り、笑顔を作るタイミング、最後のお勧めの言葉、誉め言葉などなど・・・真似しようと思えば、いくらでも要素は出て来ます。

 

さらに、真似をする相手が重要です。当然誰でも良いわけではありません。では、誰のコピーをすればいいでしょうか?仲良い先輩?話しやすい先輩?いえ、それは近道ではありません。わかりますよね?一番売れている先輩です。

 

営業とは、結果が目に見えてすぐに出る業務です。営業職に就いた方々であれば、必ずグラフや数字表記なども見ているでしょう(そもそもこれが無い営業所は売る気があるとは思えません)。なので、少し周りを見渡せば、誰が一番結果を出しているか、一目瞭然のはずです。

 

その最も売れている先輩の真似をしてみてください。

「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」から来ているとも言います。

真似ることは、最大の勉強なのです。

 

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

さて、ではなぜ真似る必要があるのでしょうか?前回の記事で「営業は最もクリエイティブな仕事」と書かせていただきましたが、若干相反するような気がしますよね。クリエイティブということは、オリジナリティーということでもありますから。でもね、オリジナリティーというのは、「人並みに売れる」基礎の上に作り上げるから、盤石になるんです。

 

売れる以上、その先輩には理由があるんです。売れる基礎が完璧に出来上がってるんです。それは、喋り方なのか?準備面なのか?表情なのか?ほかに何かあるのか?必ず理由があるから売れています。でも、その理由というのは、質問したぐらいではわからないのです。

 

これは、僕の失敗例の一つなのですが、僕はあまり素直で良い新卒ではありませんでした。いわゆる、つまらないプライド保持者だったと思います。根拠もなく自分はやればできると思い込んで入社したものの、思うようにできず。その上、競争心も大して無いので、必要な努力をせず、当然結果もろくに出せずに鬼のように怒られ、勝手に自己嫌悪と添い寝をする毎日でした。

 

でも、同じ事務所にはとても売れる先輩方がたくさんいました。尊敬できる上司がたくさんいました(だから厳しくても何とかしがみついてこれました)。僕はその方々の真似をしようという努力が全く足りませんでした。気づくのが遅かったんです。

 

だから、気持ちはあるのに売り悩んでいるという方々がいれば、声を大にして伝えたい。

「売れる人たちの」完コピをしてください!

完コピをして、お客様の前でそれを披露したときにようやく、その準備の理由、その立ち位置の理由、その笑顔の理由、その話す際の間の理由など、意味が分かってくるんです。深く理解するんです。そして、今までと違う結果が現れてくる。それが「真似ぶ」ということです。

体が、脳が、勝手に理解してくれます。

そうして結果が出るようになって、ようやく本当の意味で「クリエイティブな発想」が生まれてきて、あなたのオリジナリティーが現れてきます。

 

何を真似る?もう一度言います「全てです」

「じゃあ、何をどうまねたらいいの?」

と思われる方もいるかもしれません。これは、冒頭にもお伝えしたように、全てです。完コピなんです。ただ、それではあまりに乱暴なので、簡単にかみ砕きます。下記のようになります。

・商談前、出発前の準備内容

・お客様への近づき方

・距離・立ち位置

・目線の合わせ方、そらし方

・身振り手振り(ジェスチャーもそのまま)

・笑顔のタイミング、表情

・句読点の使い方

・話を切るタイミング

・話し出すタイミング

・お客様のお話の聞き方(待ち方)

・うなづき方、同調の仕方

・ほめ方(その時の表情も)

・メリハリの付け方

・笑わせ方(ユーモア・教養)

・話し方

・クロージングの言い方

・・・・・・ざっと上げただけでもこれだけあります(この内容も今後の記事で細かく書いていきますね)。

・・・多いですね(笑)

ただ、こう言った売れる人のいわゆる「外面」を真似することで、売れる人の「内面(マインド)」も垣間見れることがあります。それを感じたら、ものすごく成長ですね。

 

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

では、最後に完コピの手段について書かせていただきます。

これは完全に僕の経験ですが。

 

①質問します。

それも曖昧に聞いてはだめです。「こういう時はどのように話しておられますか?見せていただいてもいいですか?」と具体的に聞きます。

そこからいただいた答えを、とことん真似して、現場で使ってみます。特に準備面はこれになりますよね。

 

②ICレコーダーで録音しちゃう(携帯でもOK)。

先輩の同行につかせていただくこともあると思います。そんな時に、ポケットにICを忍ばせておきます。先輩が商談に入る前に、ポケットの録音スイッチをポチッとな。あとは、家で黙々と聞いて真似をします。

ICも進化していて(僕の新人時代はカセットレコーダー。商談中にガチャッとか鳴るんです笑)、USB端子がついているものがほとんどですから、パソコンに保存しておけますから、ストックするのも良いですね。ちょっとしたストーカーですね(笑)

ただ、できれば、先輩にちゃんと録音の許可をいただいて、録らせていただくのが最良ですね。

 

➂ビデオに録らせてもらっちゃう。

可能であるならば、これが一番いいです。身振り手振りや表情なども録れますから、録画対象次第では最高の教材になります。実は僕もこの方法で1週間トップセールスマンの真似をしまくったんです。それこそ完コピしました。そこでようやく、花が開き始めたという感じでした。

もし、録画させてくださる先輩がいたら、せめてラーメンでもご馳走して差し上げてください。

 

≪まとめ≫

完コピこそ近道

売れるからには必ず理由がある。そこを真似よう。

何を真似る?もう一度言います「全てです」

完コピの方法~質問・IC・ビデオ~

今回は、真似るということを書かせていただきました。これができれば、必ず結果は変わっていきます。まずは、ぜひやってみてください。

 

レッツ完コピ!!

 

ではまた次の記事で。